ご参加頂いた方からのお便り紹介 「櫛羅(くじら)」との出会いはかなりインパクトのあるものでした。 「しっかりとした 旨み!上品な香り!」と飲んですぐに私のお気に入りとなったこの「櫛羅」、 名前を聞い たときは海で泳いでいる「鯨」しか思いつかなかったのですが、ラベルを見て納得! 醸 造元の千代酒造の所在地が櫛羅だったのです。 今回きとらさんの酒蔵見学でその櫛羅まで 行ってきました。 御所駅を降りて歩くことしばらく、葛城山の雄大な景色が飛び込んでき ました。 その景色を見ながら歩いていくと千代酒造と書かれた蔵が見えてきました。 杉玉 が幾つも吊された玄関を入り、通された事務所の壁には 「−酒造方針− コクのある ま ろやかな 芳醇な酒」と貼ってありました。 そして当日私達に説明をしてくれたのはまだ 若い専務さんでした。 酒米を見たり、麹を食べたり、もろみを飲んだりと各工程で実際の 酒造りを体験しながら、 わかりやすく説明してくれました。 精米工程で専務が言っていたのは「同じ山田錦でもやはり作る場所によって成分が違い、 お酒の味も全く変わってきま す」とのこと。 ということは地元でレンゲを植えて有機栽培された山田錦には、 やはりそ の土地の特徴が詰まったお酒になるんだなと。 そして最後は6種類(櫛羅中取り新酒、秋 篠遊々・凛々の無濾過生新酒、秋篠遊々・凛々の火入れ1年熟成、純米大吟醸3年古酒 )のお酒を利き(飲み?)ながら専務さん、きとらさん、参加者と意見交換。 専務さんの 話では「今年の櫛羅はなかなかシャープに仕上がってます」とのこと。 元々寝かせてから 味が出てくるタイプだけに非常に若々しい櫛羅でした。 また他の見学者が専務さんと話し ているのを聞いたのですが 「櫛羅」という不思議なことが起こる場所という意味があると か・・・ 確かに櫛羅産の山田錦は蔵人の不思議な力によって、 うまいお酒になっているな ぁと実感できた酒蔵見学でした。 店長より・・・ご参加頂いた方より、お便りいただきました。 よくまとめて頂いて感謝しております。これで私のコメントは不要です!(笑) |
精米機のあたりです。
米ぬかも段階があって、この部分は50%精米間際のぬか?です。
普通のぬかではありません・・・
洗米工程の説明の時・・・です。
甑(コシキ)
高級酒はこれで米を蒸します。
醗酵途中のもろみを頂きました。雄町の45%だったかな・・・・物忘れが・・・
櫂入れをさせていただきました。思いのほか重い・・・・
試飲タイムは盛り上がりすぎて写真を撮るのを忘れてました・・ゴメンナサイ
お決まりの記念写真です。